犬と車椅子ユーザー バリアフリー

【犬が台所に入らないように】我が家のキッチン対策は1つの『〇〇〇』だけだった!

台所 ペットゲート 柴犬

柴犬パンの新米ママです。

犬にとって家は安全でリラックスできる場所。でも、私達飼い主が気を付けないと、
突如ワンちゃんにとって危険な場所になる事もあり得ます。

例えばキッチン。食材や料理が置いてある台所は、いつも美味しそうな匂いがして、
犬にキッチンに行くなと言う方が無理な事かもしれません。

しかし、犬にとって誘惑が多い台所は、同時に危険も多い場所です。
『飼い主がキッチンで料理していて、そこでもし包丁を落としその下に犬がいたら・・・』
『料理中に、熱い油をこぼしてしまい、そこに犬がいたら・・・』
『台所の床におきっぱなしの買い物袋。その中のものを犬が食べてしまったら・・』なんて、考えるだけで恐ろしいですよね。

特に私の場合、そそっかしいので料理中に調理器具や鍋の中身をこぼしてしまう事がよくあります。なので、黒柴パンがお家に来る前に、犬がキッチンに入って来れなくする「台所(キッチン)対策」をどうしようかと悩みました。

今日は犬の安全を守るためのキッチン対策についてのお話しです。我が家が最終的にとった対策は、ちょっと意外な「あるもの」を使います。

皆のやっている台所対策はなに?

台所に犬が勝手に入って来れないようにするためのアイテムとして人気なのが、「ペットゲート」と呼ばれるものです。このゲートは突っ張り某式になっているものがあり、台所の入り口の幅に合わせて固定できるし、壁にネジで固定して穴をあける必要もないので、便利ですよね♪

私たちも、最初はこのペットゲートをあれこれ見て探していました。だけど、どうも私たちの家や環境に合うペットゲートがないんです・・。

黒柴パンのパパは、車椅子ユーザーで歩く事ができない為、家の中では小回りがきくようオフィスチェア(小さい車輪がついている椅子)に乗って移動しています。

しかし、キッチンに設置できるツッパリ棒式のペットゲートはどれも、床に面している底の部分に段差ができてしまいます。その段差は、車椅子同様オフィスチェアに乗った状態では通れません。

台所入り口にペットゲート設置=パンのパパが台所に入れない
という状況になってしまいます。ちなみに、私達はお掃除ロボットのルンバも使うので、ルンバがこのゲートの段差で止まってしまい、キッチンの床を掃除してもらえなくなります。

なんとかパパとルンバの犠牲を払わずして、パンの安全を確保することはできないものか考えた結果ハッとひらめいたのが、緑のテープです!

すごい!緑テープの力。

犬がキッチンの入り口に入ってこなければ良い。ということは、犬にキッチンの入り口より先に進んではいけないとしつければ良いと考えました。

柴犬はかしこい犬だそうです。きっと飼い主が教えれば、「これはしてはダメな事だ」と理解してくれるはず。しかし、犬には曖昧なことは伝わりません。どこまで通れるのか、どこから通ってはいけないのか、国境のようにハッキリと線引きをして教えようと思いました。
犬のキッチン対策 台所

そこで、私たちはキッチン入り口の床に「緑の養生テープ」でラインを作りました。犬がそのラインを越えてキッチンに入って来ようとした瞬間「No(ノー)!」と言って叱り、しつけをします。

緑のラインを越えたら即座に叱る。このしつけを数回繰り返すだけで、仔犬の黒柴パンは「この緑のラインより先に進んではいけない」と理解してくれました。成犬になった今でも、私がキッチンにいる時、パンは絶対台所に入らないので、安心して料理できます。ある時に、キッチンで料理中にカレーの玉ねぎを落としても、パンは食べようと入って来なかったので、緑のラインには本当に助かりました。

柴犬とキッチン 台所の入り口

この様にパンは安全に過ごせるようになったし、台所の床に緑の養生テープを引いているだけなので、車椅子ユーザーのパパも問題なくキッチンに入ることができます。

キッチンで、犬も飼い主も、安全快適に過ごせるなんて、私達にとって養生テープにはすさまじい力があります。しかもかかる費用はテープ一本で、床にペタッとテープを張るだけなので設置の手間も全くかかりません♪

犬 ペットゲート

しかし、これにも気をつけなければいけない事があります。

犬、やっぱり見てないところで台所に入ってる。

躾を頑張ったことで、私がキッチンやその周辺にいる時、パンは緑のラインを超えることはありません。でも、やっぱり見てないところで入っちゃうことがあるんですよねー。「今ならママもパパもいないな~、ちょっと入っちゃおうかな~」と、誘惑に勝てずコッソーリ台所の中に入っていた事があります。

もちろん、キッチンに入っているのを見つけたら叱りますし、入ろうとする頻度も少ないようですが、24時間キッチンの監視をしているわけにもいかないので100%安心とは言えません。

なのでここからは、人間側が気を付ける必要があります。

私が犬のためにキッチンで気を付けている事

●台所の床に、食材や食材の入った袋等を置かない。
●犬の手の届く場所に食べ物を置きっぱなしにしない。
●キッチンの床に食べ物が落ちてない状態を保つ。

こういった事を徹底するように気を付けています。たとえペットゲートやラインテープで対策していても、何かのタイミングで犬が食べてはいけない物を食べる等しないように注意しないといけませんね。

実際に、私の友達が飼っているトイプードルのワンちゃんは、ある時床に買い物袋を置いたまま用事をしてしまい、その隙に買い物袋の中の玉ねぎをかじってしまったそうです。玉ねぎは犬にとって毒になり、放っておくと死んでしまう場合もありますが、幸いすぐに気づいて病院へ行ったため無事事なきを得たそうです。

まとめ

黒柴の台所 ペットゲート
こんな風に、車椅子ユーザーのパパがいる私達が行っているキッチン対策は、

●キッチン入り口に緑のテープでラインを作り入って来ないよう躾ける。
●台所に食べ物や食材を置きっぱなしにしないようにする(特に床は気を付ける)

という感じになりました♪

ワンちゃんや家の環境にもよりますが、台所にテープ作戦はアリだと思います♪犬に「ここから入っちゃだめだよ」と日頃からしつけることで、犬と飼い主との主従関係構築にも役立つかもしれないですね。ワンちゃんの新米ママにとって、台所1つとっても、あれこれ悩みますが、これも良い経験になっているな-と感じるこの頃です。

以上、黒柴パンのママでした。